序章 Windowsの仕組み 次へ


ここではWindowsでプログラムを組みたい人を対象とした説明をしています。
C言語は知ってるけどWinAPIを使用したプログラムの組み方を
知らないをという方を対象に話を進めていきます。


まずはWindowsの仕組みを知りましょう。
Windowsはマルチタスク(同時に複数の仕事をすること)で動いています。
Windowsが出る以前はMS-DOS(以下DOS)というOSが主流でした。
このOSはシングルタスクで動いていました。

たとえばあなたがワープロをしているとします。
そこで表計算ソフトでグラフを作りたいと思ったときは
DOSでは1回ワープロソフトを終了しなくては行けませんでした。

しかしWindowsでは同時に複数のプログラムを動かせますよね?
とても便利です。
これはいろんな事が同時にできるから可能なんですよね。
それじゃぁなぜ同時に複数のプログラムが動かせるのでしょうか?
今度はこれを説明しましょう。

DOSと違ってWindowsでは同時に複数のプログラムが動いています。
ということは一つのプログラムで「終了するまでループする」
なんていう処理を入れていたらどうなるでしょう...
実はWindowsではこのような処理は絶対ダメです。
なぜなら毎回Windowsに処理を返さないと他のプログラムが動けないからです。

ですからWindowsプログラムの基本的な流れが
DOSとはかなり違います。
DOSでは:
1.プログラム起動
2.終了までループ
3.終了処理をしたらプログラム終了

Windowsでは:
1.プログラム起動
2.必要なときだけ処理をする。
3.終了処理があればプログラム終了
4.Windowsに処理を戻す。

この繰り返しなんです。
えっ?それじゃぁ処理が必要なときってどうやって検出するの??
と思うでしょう。ごもっともです。
それを可能にする概念が「メッセージ」と呼ばれるものです。